「塗装工事って本当に必要なのかなぁ……」
そのように思われる方は少なくないと思います。
見た目に塗り替えたことがハッキリと分かっても、それがどういった影響を建物に与えているのか。その部分が塗装工事は分かりにくいんですよね。
ですが塗装工事は絶対に必要です。
お客様が納得して工事を進めていくために、「外壁塗装をしないとどうなるのか?」についてまずはお伝えしていきます。
まず外壁塗装をしないとこんな症状が発生してきます。
このような症状から発展して、雨漏りを引き起こしてしまうのです。
なぜなのか? それは塗装工事で得られる塗膜が、建材をコーティングしてくれているためです。
コーティングが剥がれたり割れたりしてしまうと、当然ですがそこから雨水は浸入します。
塗膜が剥がれた建材は水分をはじく機能がないため、内部にどんどん雨水が入り込みます。
そして雨漏り。雨漏りは害虫を呼び寄せ、木部を腐食させ、建物の耐久性をガクンと低下させてしまいます。
また劣化した外壁は汚れやすくなっているので見栄えもよくありませんね。
つまり外壁塗装には大きく分けて3つの役割があります。
【1】建物の建材を保護する
【2】雨漏りや害虫被害を防ぐ
【3】建物の美観を保つ
塗膜は紫外線や風雨、排気ガスの影響によって徐々に劣化していきます。
しかし塗装工事をしなければ、その劣化は本来外壁建材が直接受けてしまっていたもの。
建材の代わりに、塗膜がダメージを肩代わりしてくれているから、劣化が起きるのです。
そして塗膜に劣化があれば、定期的に塗り替え工事を行う必要があります。
そうしないと建材が傷み、雨漏りしやすくなってしまうからなんですね。
もちろん外壁塗装をしなければ、その分費用は発生しません。
ケースバイケースですが、大体100万前後の費用がかかります。
8~10年に一度を目安に工事を行うことが適していますが、それが20年に一度となれば塗装に関する費用だけは半額になるかもしれません。
しかし実は塗料には、20年の月日に耐えられるものがほとんどないのです。
耐用年数を過ぎたまま放置してしまうと雨漏りになってしまいますし、雨漏りは塗装工事だけで修繕できないので修理費用が別にかかります。
「結果的に外壁塗装をやってた方が安く済んだ……」
そんなことになりかねませんよね。工事を先延ばしにするのも考えものです。
費用の節約を考えるなら、適切なタイミングで塗り替え工事を行うことがベスト。
外壁塗装は住まいのメンテナンスの一環ですから、きちんと住まいのことを考えて、定期的に塗装工事をやっていきましょう。
Q&A
【Q&A】外壁塗装
こんにちは!
高石市を中心に活動中のなかもと工房です。
今日はちょっと番外編。
外壁塗装について、お客様から良くいただくご質問にお答えしたいと思います!
ご依頼前の参考になれば幸いです(*^o^)
Q.壁をさわると白い粉がつきます
A.これは良くある質問ですね。
専門用語では「チョーキング現象」といい、塗膜の劣化によって塗装表面が粉状に消耗していく現象です。
少し手に付くぐらいなら、外壁塗装の劣化の初期段階なのでまだ様子を見ていて大丈夫ですが、手が真っ白になるような場合は早めの塗装の塗り替え工事が必要です!
Q.細かい亀裂がたくさんできている。キレイに直るの?
A.下地の亀裂やひび割れは補修可能です!
また、ひび割れをそのままにして塗料を塗ると、後の仕上がりに大きく影響します。
外壁塗装を施す前には、しっかりとひび割れを補修してから塗料を塗りますので、安心してお任せください。
Q.外壁塗装って厚く塗れば塗るほど長持ちするの?
A.“厚く塗るか”よりも、塗料の種類によって“最適な分量で塗る”、というのが大切!
一度に厚く塗ると、乾燥不良などで仕上がりが悪くなるといったこともあります。
塗料の特性を理解している職人だからこそ長持ちする塗装が実現できます。
Q.外壁塗装の塗り替えをせずに放っておくとどうなるの?
A.塗料が持つ“防水性”の効果がきれ、塗膜の劣化が進行していきます。
次の段階でひび割れが起き、更にひび割れに湿気や汚れ、雨が外壁内へ染み込んでしまい、内部の建材まで傷んでしまいます。
そうなってくると、雨漏りによる影響でシロアリが住まいの状況を更に悪化させ、最終的には大規模な修繕が必要になるでしょう。
10年以上塗り替えを行っていない、または気になる症状が出ている場合は、早めに外壁の点検・塗り替えを行うように心がけましょう!
といった感じで、良くある質問コーナーでした(^o^)/
その他にも、外壁塗装について何か気になること・症状についてなど、ご質問がありましたら当社までお気軽にご連絡ください!
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事務所:072-242-8378
受付時間:9:00~19:00